ABOUT MAGIS

"A real good design should be used in an everyday life"

プロフィール

MAGISは、最先端の技術とデザインを日常の製品に取り入れ、
インテリアデザインに新しい変化を与える家具・家庭用品ブランドです。
―MAGISとは、ラテン語で"もっと"を意味する比較級の形容詞で、
MAGISのすべての商品には、"もっと"というこだわりが込められています。―

1976年に活気あふれる北東イタリアで、創業者ユージニオ・ペラッツァによって設立されたMAGISは、現在では世界的なデザインラボラトリーに成長し、
Richard Sapper, Jasper Morrison, Stefano Giovannoni, Marc Newson, James Irvine, Konstantin Grcic, Ron Arad, Bouroullec兄弟など
世界を代表するデザイナーたちの創造性をもって、常に時代の変化を掴み、最先端のものづくりに挑戦しています。
世界70ヶ国へ発信されるその斬新な製品は、世界で数々の賞を受賞し、ニューヨーク現代美術館やパリ国立近代美術館など、
世界のミュージアムでパーマネントコレクションに選ばれています。

MAGIS誕生のストーリー

創業者のユージニオ・ペラッツァは、35歳になるまで、ある家庭用品メーカーの商務部で働いていました。
彼はその頃、生産には投資をするが、マーケティングや開発には全く力を注がないやり方に疑問を抱いていました。
それは単に、すでに市場にある商品をコピーする作業のように思えたからです。
そこである日、社長に商品開発部門の立ち上げを提案したところ、彼自身がそのままプロジェクトを任されることになりました。
何も生まれない日々が続きましたが、あるとき機会は訪れます。
彼はとある路地の本屋のショーウィンドーで、スチールロッドでできたある名作椅子の写真を目にします。

スチールロッドの加工技術は、彼の会社が得意とするところでした。
彼は、その本を購入し、翌日その椅子も2脚購入しました。
会社に戻り、同じ椅子を作るのにいくらかかるか見積もると、
驚くほどの安価で作れることがわかりました。
彼はそこから、新しいマーケットの可能性を見つけ出したのです。
技術を確保していたので、次にデザイナーを探し出し、共同開発に取り組もうとしましたが、
会社の意見は、デザイナーなどと働くつもりはないという冷たいものでした。
ユージニオは会社を辞めて、すぐにMAGISを設立しました。

ユージニオは言います。「誰の人生にも、"魔法の瞬間"があると信じている。チャンスが与えられる短い瞬間に、どう反応したかで、人生の方向が大きく変わってくる。
私の"魔法の瞬間"は、一冊の本と出会ったあの路地を歩いていたときに訪れた。」

MAGISのこだわり

MAGISは他の企業とは一線を画す「知」の蓄積と、常に展開している新プロジェクトの両方を兼ね備えた健全な会社です。
MAGISは難解で複雑、そしてハイリスクなプロジェクトに向き合い、強い挑戦意欲と高められる技術の蓄積によって支えられて、プロジェクトを完遂させます。
MAGISの特徴は、優秀なデザイナー、素晴らしいデザインチーム、そして並外れたサプライチェーン、
表現豊かなライティング、プロジェクトの深淵への追求、そして倫理観の重視、といったものの複合にあるといえます。

MAGISとプラスチック素材

創業から近年までMAGISはプラスチック素材を使う数少ない会社の一つでした。現在では追随する会社も増えてきましたが、
いまだMAGISはもっとも進歩的なプラスチック成形技術を備えています。
また、MAGISは世界で始めてエアモールド成形技術を芸術的な作品に取り入れた会社であり、Jasper Morrisonの"Air-Chair(2000年)"は、
欺かれるようなシンプルなデザインと高度な成形プロセスを組み合わせて誕生しました。
今では"Chair_One (2003年)"に代表されるように、ダイキャストアルミニウムやウッドなどの新素材や環境問題に取り組むエコ素材など、
新しい製造方針へと挑戦していますが、プラスチックはこの先もMAGISにとって基本となる素材となるでしょう。

MAGISとデザイナー

MAGISは世界的に著名なデザイナーと仕事をする一方で、駆け出しの新鋭デザイナーの発掘にも成功しています。
Jean-Marie MassaudやJerszy SeymourはMAGISのもとでデザイン業界にデビューしました。
今、MAGISは新しい情熱の発見と、輝かしい歴史的デザインへのあくなき追及、そしてその融合を進めています。
巨匠と呼ばれるデザイナー、Robin Dayや、Eero Aarnio、Pierre Paulinとの取り組みも、
一つの潮流となっています。
そして今、Marcel Wanders やMartino Gamper、Phillip Stark 、Jaime Hayonなど
デザイナーたちとの取り組みの挑戦は、さらに広がりつつあります。

ただ、変わらないのは、アイディアは常にMAGISから生まれるということ。
デザインとは考え方そのものだという立場から、一つのプロジェクトに対してMAGISがアイディアを出し、デザイナーと共に取り組み、平均3年かけて商品化を目指します。

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キッズコレクション

2004年、MAGISは9人のデザイナーによる20アイテムからなる新しいコレクションを発表しました。
2~6歳の子どもを対象としたアイテムや家具、"Me Too Collection"です。
Me Tooは、「わたしも、ぼくも」という意味。

「子どもたちが、大人の持っているものではなく、自分たちにぴったり合う家具が欲しいと言っているんだ。
それはただ単に、大人用の椅子の縮小版ではなく、子どもに特別に備えられた感性や、思考力を伸ばす特別なコレクションになるだろう。」
創業者のユージニオ・ペラッツァが、当時3歳だった孫娘のためにお絵描き用の机を探していたのがきっかけで、このコレクションが誕生しました。

MAGISはMe Too Collectionのために、子ども心を理解するデザイナーを新たに探しました。
例えば、スペイン人のJavier Mariscal は、誕生したばかりの双子、アルマとライナスの名前を付けたキッズテーブルとチェアをデザインしました。
Eero Arrnioは、置き方次第で座面の高さが変わり、ロッキングチェアにも変身する、すばらしいチェアをデザインしました。
ユージニオは、サンプルが出来上がると孫たちに見せて、目が輝いて笑顔になれば商品化していると言います。

VIEW ME TOO COLLECTION

MAGIS社とISO

MAGIS社は2004年にISO9001証明・2008年にISO14001証明を受けました。
これは、MAGIS社のマネージメントシステムが品質と環境のために条件を満たす会社であることを立証しています。

MAGISと模倣品

コピー商品は成功の代償ですが、模倣される可能性・リスクを軽減するために、製造の参入障壁を高める必要があります。
MAGIS製品を模倣するためには、高度な独創性と多大な工学的投資、そして高い技術力をもってしか使いこなせない鋳型と設備が必要な、
複雑なプロジェクトを遂行しなければなりません。
そして、質高く保たれた製品流通もまた、コピー商品に対抗し、本物のデザイン志向の会社を選び、
模倣主義の会社を追い出すための、重要な役割を担っているのです。

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